ボイラ漏洩事故の基本の「キ」

こんにちは。このところリモートワークが続いてYouTube動画再生回数が異常に増えています。ネットワークの混雑で日中仕事のメールが見れず、ふとした時についつい見てしまっていて、最近はラファエルのドッキリシリーズにはまっています。

さて今日は、発電設備の中でも重大なボイラ漏洩事故について書いていきたいと思います。まずは基本的なところからおさえていきましょう。

ボイラ漏洩事故ってなに?

「そもそもボイラチューブリーク事故ってなんなん?」という方もおられると思いますので、新人の方でもわかるように説明していきます。汽力発電プラントや工場の自家発電設備には、「ボイラ」と呼ばれる設備があって、これがプラントを構成する主要な設備の一つになります。

この設備でよく起こるのが「漏洩事故」になるわけですね。これは、現象としてはボイラという設備の中で無数に走っている細い管の中を通っている水や蒸気が、管を突き破って外に漏れ出てくるようなものです。

「なんでこんなことが起こるの?」という質問についてはまた別の記事で書いていきたいと思います。まずは焦らず全体像を抑えましょう。

どんな影響が出るの?

これが発生すると、その部分のチューブを取り替えるために数日から長い時では、数週間にわたってプラントが停止します。もちろん工場の自家発電設備で発生した場合には、その工場自体の操業も止めてしまうような事態になるわけで、かなり大変なことになるわけですね。経済的にも「数日の間、発電ができない」、「数週間もの間、工場が動かない」となるとかなりのインパクトが出るわけです。経営者のみなさんならきっとこういうでしょう「なんてことしてくれるんだ!」

それだけじゃなくて、多くの場合、発電システムそのものにも迷惑をかけることになります。発電システムそのものというとわかりづらいかもしれませんが、日本の場合、北海道、東北、関東など各エリアごとに一般送配電事業者という会社が割り当てられていて、エリアの総発電量を総需要と一致させることで周波数と呼ばれるものを制御しています。

詳しい話は別の記事にしますが、つまり簡単に言えば一つボイラ設備がとまるとそれにつながっている発電機が止まります。そうするとエリアの発電量のバランスが崩れるわけですね。なのでその会社だけで済む問題ではなく、広く社会全体に影響を出してしまうものなわけです。

そんなわけで、国も「民間事業者、ちゃんとやれよ!」というための法律をつくっているわけで、重大な事故があると経済産業省の電力安全課というところに電気事故報告という報告をしなければならないわけです。

いろいろ書きましたがまとめると、「ボイラ漏洩事故が起こると影響大きいよ、自分の会社の収益が悪化するだけじゃなくて、いろんなところに迷惑をかけるよ、だから国に報告義務あるよ」というところを抑えていただければと思います。保全担当なら結構大変な騒動になりそうですね。

長くなりましたが基礎編は以上です。また遊びに来てくださいね!ぜひフォローをよろしくお願いします!

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