【用語解説】ソーダ回収ボイラとは何か?

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こんにちは。今回は、ソーダ回収ボイラについて解説をしていきます。紙パルプ工場ではプラントの運転にかかすことができない重要な設備になっていますので是非チェックしてみてください。

こちらの図を見ると紙パルプ工場の大まかな流れが分かります。

ソーダ回収ボイラはパルプの製造工程で発生する廃液(黒液と呼ぶ)を受け入れ、黒液が持つエネルギーを利用して発電や工場のプロセスで利用するための蒸気を生み出す設備です。

パルプ製造工程を経て、洗浄された後の廃液は稀黒液となっていますが、濃縮さらた黒液がソーダ回収ボイラに投入されます。

この黒液はエネルギーを持っており、ソーダ回収ボイラで燃料として利用されます。ボイラでつくられた蒸気は、蒸気タービン発電機に送り込まれ、工場内で利用する電気や蒸気として利用されることになります。

また、ソーダ回収ボイラの下部からは緑液が回収され、この成分がソーダであることから、ソーダ回収ボイラと呼ばれています。「黒液回収ボイラ」や単に「回収ボイラ」などと呼ばれることもあります。

この設備は、日本では三菱日立パワーシステムズや川崎重工が設計・製造しています。

実はこのボイラーは近年、「バイオマスボイラー」としても注目されています。再生可能エネルギーの普及を後押しするために作られた「電力固定価格買取制度」の中で、このタイプのボイラはバイオマス燃料として指定されており、発電事業を行う場合、一定の価格で購入してもらえることが約束されているのです。

いかがでしたでしょうか?今回はソーダ回収ボイラの非常に基本的なポイントを説明させていただきました。引き続きお役立ち情報を配信して参りますのでよろしくお願いいたします!

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