汽力発電プラントの燃料について【用語解説】

brown firewood

今回は、汽力発電プラントにはどのような燃料があるのかについて簡単に説明していきたいと思います。様々な燃料とそれに応じて開発されるさまざまなタイプのボイラー設備があります。このあたりを整理できると状況に応じて賢い選択ができるようになるかもしれませんね。

ランキンサイクルと呼ばれ、水・蒸気の流れがボイラー、タービン、復水器、給水ポンプからまたボイラーへと循環していく中で発電するプラントを汽力発電プラントと呼ばれています。海外の企業では「Steam Power Plant」などと呼ばれていたりします。

それでは、その燃料は一体どれくらいあるのでしょうか?

・バイオマス系(木質チップ、木質ペレット、建築廃材など)
・副生燃料系(黒液、スラッジ、高炉ガス、水素、石油残渣など)
・ごみ系(都市ごみ、産業廃棄物)
・化石燃料系(石炭、重油、天然ガスなど)

汽力発電プラントで発電をする時には、ざっとこれ以上の燃料が世の中にはあるわけです。それぞれメリット・デメリットがあり、またそれに応じたボイラーの型式があります。

別途このあたりもより詳しくご紹介してまいりますが、最近では特にバイオマスに市場の注目が集まっています。

木質チップ、木質ペレット、建築廃材などを燃料として発電をするわけですが、一般にボイラー炉内での灰の付着が課題になりやすくこのあたりをいかに克服していくか、また燃料の安定調達についても課題にもなっています。

また、副生燃料系でありながら紙パルプ工場のパルプ生産工程で出る黒液を燃料としたソーダ回収ボイラもバイオマス燃料として認定されています。最近では四国の大王製紙さんが、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT 制度)を利用したユニットの運転開始をプレスリリースされています。

いかがでしたでしょうか?今回の記事は以上になります。ありがとうございました。

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