電力の需要と供給について【用語解説】

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こんにちは。今回は、電力システムついてのご紹介です。電気は需要と供給の量が一致していないといけないとよく言われるのですが、その理由などを分かりやすくご説明させていただきます。電力システムの制度は日々変化しますが、基本を押さえると容量市場など最近のテーマの理解が深まりますので是非読んでみてください。

需要と供給はなぜ一致しないといけないのか。それは発電機の回転数を一定に保つ必要があるからです。1分間に何回転するかという単位はrpm(アールピーエム、revolutions per minutesの略)というものが利用されています。

具体的には3000rpm、3600rpmといった回転数で一つの発電機は回っているのですが、この回転数は、供給が一定で電力需要量が変わると、回転数が上がったり、下がったりと言う事になります。

発電機が設計・製造される際にはあらかじめ安全に利用できる回転数を決めていますので、一般的には回転数があるしきい値を超えると設備を保護するために発電系統から切り離される(トリップなどと呼ばれる)ようになっています。

電力需要と供給のバランスが崩れ、ある発電機がトリップすると、そのせいでさらに需要と供給のバランスが崩れ別の発電機がトリップします。このトリップが連鎖的に起こっていくと、以前北海道で発生したブラックアウトと呼ばれる大規模な停電になってしまうわけですね。

そうならないように一般送配電事業者という役割を任された会社さんがいて、中央給電指令室と呼ばれる場所で、担当地域の需要と供給のバランスを周波数(発電機の回転数)を監視し、管理してくれています。供給が少なくなってしまっていれば、給電指令というものを発電事業者へ指示し、地域全体の需要と供給のバランスを維持してくれるのでした。

こちらの記事は分かりやすく解説をしてくれています。

いかがでしたでしょうか。最近電力システムをめぐる変化も激しく容量市場、デマンドレスポンスなど制度の理解に追いつくのが大変ですが、こうした基本を押さえて落ち着いて対応したいですね。

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